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ニュースリリース


2010年7月23日

AMRコーポレーション、2010年度第2四半期に大幅な業績改善を達成

燃油費高騰にもかかわらず、純損失は前年同期の3億9,000万米ドルから1,070万米ドルに縮小

ブリティッシュ・エアウェイズおよびイベリア航空との共同事業が認可

堅調な成長を維持するための組織変更を発表

MD80型機の代替として35機のボーイング737-800型機の追加購入に合意

ジェットブルー航空との提携拡大を発表

米国テキサス州フォートワース発(2010年7月21日)-アメリカン航空(本社:米国テキサス州フォートワース)の親会社であるAMRコーポレーション(同)は、2010年度第2四半期の決算について、純損失が1,070万米ドル(一株あたり0.03米ドル)と発表しました。これに対し前年同期の純損失は3億9,000万米ドル(一株あたり1.39米ドル)でした。

この業績には前年同期と比較して大きく高騰した燃油費の影響が含まれています。燃油費ヘッジの影響を含めてAMRが第2四半期に支払ったジェット燃料の料金はガロンあたり2.37米ドルで、前年同期に一般的だったガロンあたり1.90米ドルを支払った場合と比較して3億3,400万ドル近い金額を高騰分として負担しました。前年同期の業績には、特定の航空機の売却、およびリース中のエアバスA300型機をリース満了に先立って退役したことに伴う約7,000万米ドルの臨時費用が含まれています。これらの臨時費用を除外した場合、前年同期の損失は3億1,900万米ドル(一株あたり1.14米ドル)でした。

AMRコーポレーション会長兼最高経営責任者(CEO)のジェラルド・アーピィー(Gerard Arpey)は、次のように述べています。「この四半期には燃油費高騰のため経費が劇的に増大しましたが、前年同期比と直前期比のいずれにおいても業績を大きく改善することができました。今後も主要ゴールである売上高拡大、コスト管理、および持続可能な利益への復帰に注力します。これらの目標達成においては、ネットワーク戦略、すでに実施中の大西洋と太平洋路線での共同事業計画、さらなるアライアンスとネットワーク関連の活動、および進行中の機材更新計画が基盤となっています。これらのイニシアティブを組み合わせることにより、当社のFlight Plan 2020の主要な目標である、売上高の拡大、ネットワークの強化、また単位コストの引き下げが達成されます。この計画とこれらのイニシアティブにより、より競争力が高く大きな成功を収める企業になることができると確信しています。」

アーピィーはまたFlight Plan 2020の5つの信条である「利益をもたらすフライト」、「賢明な投資」、「お客様からのロイヤルティの獲得」、「グローバルなネットワークの強化と防衛」、および「良き人々のための良き職場」を実証した、最近のいくつかの事例も紹介しました。

第 2四半期の終了後、アメリカン航空とワンワールド加盟航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズおよびイベリア航空は、北米と欧州間での共同事業について米国と欧州連合から承認を得ました。大西洋路線での独占禁止法適用除外を通じて得た勢いを生かし、また太平洋路線でも同様な適用除外が得られることを予想し、AMRは本日経営陣の再編を発表しました。

財務・企画担当エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)だったトム・ホートン(Tom Horton)はAMRおよびアメリカン航空の社長に昇格し、引き続きアーピィーに直属します。この拡大した担当責任に基づき、ホートンは財務、企画、営業及びマーケティング、顧客サービス、および情報技術担当の各部署を管掌します。この異動の一環としてベラ・ゴーレン(Bella Goren)は上席副社長兼CFOに就任します。ゴーレンはこれまでカスタマー・リレーションシップ・マーケティング担当上席副社長を務め、今後はホートンに直属します。

また今週、アメリカン航空は今後数か月のうちにジェットブルー航空との提携を拡大し、アメリカン航空のAAdvantage®プログラムとジェットブルー航空のTrueBlue®ロイヤルティプログラムの会員は、両社による提携乗り継ぎ路線の利用時に限ってそれぞれAAdvantageマイルまたはTrueBlue ポイントを獲得できるようになると発表しました。さらにアメリカン航空は本日、MD80型機の代替として燃油効率に優れたボーイング737-800型機を35機追加で購入する機材更新計画の拡大を発表しました。

財務および運航実績

AMRの第2四半期の連結売上高は前年同期比16.0%増の約57億米ドルとなりました。アメリカン航空、地域関連会社、およびAA Cargo、ならびに「その他の収益」はいずれも前年同期比で2桁台の増加となり、総売上高は前年同期から約7億8,500万米ドル増加しました。

連結ベースの第2四半期の有効座席1マイルあたりの旅客収益(単位収益)は前年同期比で16.7%増加し、またアメリカン航空の主要路線単位収益は16.8%増加しました。この増加は輸送能力の厳しい管理による搭乗率改善と景気の回復によるものです。

支払われた平均運賃を表す収益率は、第2四半期のアメリカン航空において前年同期から14.0%拡大しました。

燃油費と 2009年の特別項目を除く第2四半期の主要路線単位コストは前年同期から3.5%上昇しました。アイスランドの火山噴火に伴う大西洋路線のキャンセルによる営業利益の低下は1,700万米ドルと推定されています。

第2四半期の主要路線の輸送能力(座席有効マイル)は、輸送能力を引き続き制約した結果、前年同期比で0.4%低下しました。

アメリカン航空の第2四半期の主要路線の搭乗率(座席占有率)は前年同期を2.0ポイント上回る83.9%でした。

貸借対照表のアップデート

第 2四半期末時点でのAMRの現金および短期投資残高は、制限付き残高の4億6,100万米ドルを含む約55億米ドルでした。これに対し、前年同期末の現金および短期投資残高は、制限付き残高の4億6,000万米ドルを含めて33億米ドルでした。

長期負債、設備リース債務、空港施設免税債の元本、航空機オペレーティングリース債務の現在価値の合計額であるAMRの総負債額は161億米ドルとなり、これに対し前年同期末時点では142億米ドルでした。

総負債額から制限付きでない現金と短期投資を差し引いたAMRの純負債は、2010年第2四半期末時点において110億米ドルとなり、これに対し前年同期末は114億米ドルでした。

2009年第2四半期のその他のハイライト

  • アメリカン航空は米国運輸省(DOT)から、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)と東京、羽田の東京国際空港(HND)の間にデイリー便を通年運航することを承認されました。このJFK ‐ 東京(羽田)便の運航は2011年1月20日から開始されます。
  • アメリカン航空は、シカゴ・オヘア国際空港と世界で最も忙しい空港のひとつである北京首都国際空港間の初めての便の運航を5月25日に開始しました。
  • アメリカン航空はDOT から、11月18日を開始日として米国とブラジルとの間に週11便のフライトを新しく就航する許可を得ました。これはニューヨーク― リオデジャネイロ間とマイアミ― ブラジリア間で運航されます。
  • AMRはダニエル・P・ガートン(Daniel P. Garton)をアメリカン・イーグルの社長兼CEOに任命しました。AMRはまたアメリカン・イーグル売却の可能性を検討する意図をあらためて表明しました。
  • Atlantic Interoperability Initiative to Reduce Emissions (AIRE)を通じ、アメリカン航空は大西洋横断路線での二酸化炭素排出を大きく削減すると共に燃料を節約する、次世代の技術と運航法の試験を実施する米国初の航空会社となりました。

ガイダンス

主要路線および連結ベースの輸送能力
AMRは、2010年を通じた主要路線の輸送能力が前年度比で0.9%増加し、そのうち米国内での輸送能力は0.1%の減少、国際線は2.4%の増加になると予想しています。2010年度通期の連結ベースの輸送能力は前年度比1.2%の増加となる見込みです。

AMRの2010年度の輸送能力には2009年度にH1N1ウィルスのためキャンセルされた便の再開、および2009年度から延期されたシカゴ― 北京便の運航開始が含まれます。

AMRは、2010年第3四半期の主要路線の輸送能力が前年同期比3.0%の増加となり、そのうち米国内では0.3%の増加、国際線では7.3%の増加になると予想しています。連結ベースでは前年同期比3.4%の増加と予想しています。

燃油費とヘッジ
ジェット燃料の価格は最近になって上昇し、不安定な状態が続いていますが、7月8日現在の先物カーブに基づきAMRは2010年第3四半期の平均システム価格をガロンあたり2.25米ドル、2010年通期では2.29米ドルとして計画しています。2010年第3四半期の連結ベースのジェット燃料消費は7億1,500万ガロンと予想しています。

AMRは、2010年第3四半期に消費が予想される燃料のうち、44%をガロンあたり平均2.38米ドルのジェット燃油費(原油価格相当額ではバレルあたり89米ドル)にてキャップし、43%については平均最低基準価格をガロンあたり平均1.81米ドルのジェット燃油費(原油価格相当額ではバレルあたり66米ドル)に設定しています。また、2010年度通期で消費が予想される燃料のうち、38%をガロンあたり平均2.43米ドルのジェット燃油費(原油価格相当額ではバレルあたり92米ドル)にてキャップし、37%については平均最低基準価格をガロンあたり平均1.83米ドルのジェット燃油費(原油価格相当額ではバレルあたり67米ドル)に設定しています。

主要路線および連結単位原価(CASM) ‐ 特別項目を除く

2010年度第3四半期(推定)
前年同期比増(減)
2010年度通年(推定)
前年同期比増(減)
主要路線
燃油費を除く
1.7%
(0.1)
4.0%
1.2
連結
燃油費を除く
2.0
0.0
4.1
1.2

燃油費と特別項目を除いて2010年に予想されている連結ベースの座席あたりコストの1.2%増加は、主に売上高拡大に伴い予想される費用(たとえばクレジットカード手数料、その他の手数料、および予約費用)、空港関連の費用(たとえば着陸料や施設費用)、および新規に納機が予定されている機材に関連する資金調達費用です。上記の第3四半期と通年の予測からは現在の暫定的労使協約が及ぼし得る影響が除外されており、これが2010年中に発効した場合には通年の単位コストは推定0.4%上昇し、通年でのコスト予測は以前のガイダンスと同水準になると予想されます。このコスト上昇は主に、この契約に含まれるボーナスと賃金引き上げによるものです。この協約が批准された場合、AMRは昇給に伴うコストの相殺に貢献する、協約に沿った生産性改善を実施する計画です。